La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

Partenza                 


ふむ・・・・・今回は長くなりそうだ。



山積する書類をトランクに詰め込み馬車へと乗り込んだはいいが、

慌しく見送りに来たロベルティーネの寂しげな面持ちが脳裏に浮かんで離れない。



もう何度となく見た光景だというのに・・・・



ロベルティーネには望むであろうものは

豪奢なジュエリーでもドレスでも何でも買い与え続けてきた。



しかしそれはいつしか娘への愛情より、

一緒の時間を過ごせない娘への贖罪の表現になってしまってはいなかったか・・・?



思えば公務に追われて留守がちな私とジェラルドに代わって館を取り仕切っているのだ。

そしてヴィルフリートがヘイスティングスに入学してからはカトリーンと二人きり。

気丈に振舞ってはいるが、さぞかし寂しい思いをさせてしまっていることだろう。



できることならもう一度娘の心からの笑顔を見たいものだ・・・




再来月のロベルティーネが主催するティーパーティーには時間を作って戻ってこなくてはなるまい。

しかし男子禁制のパーティーとは・・・




よほど去年のパーティーが堪えたのか・・・


父として娘に何かしてやれることはと考えて名だたる名家の子息を招待しては見たものの、

徒に殿方への不信感を増大させてしまうだけだった・・・




やはり・・・あの時のことが尾を引いているのだろうか・・・・

: 当主・アルフォンス : - : - : posted by La Dea delle Foreste :
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