La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

夜明けは雲の切れ間より                 


まるでパーティー客を拒むかのように昨晩から降り続けた雨も、

段々とその勢いを弱めて参りました。

窓の外を覗き込まないと雨が降っていることを確認できない程度には弱まりましたが・・・、

いつまで焦らし続けるおつもりですか?本日は我が館にとって大切な一日だというのに。

しん、と静まった邸内を歩きながら、

少しだけひんやりとした春の夜明けの空気を肌で感じ、

最後に準備の見落としがないかを軽く確認する。


おや、鳥たちがさえずり始める時間ですか。

ということは夜明けももうすぐですね。さて・・・とうとうパーティーの幕開けですか。



さて、こういう日は大抵、緊張して眠れないか、

反対に朝早く起きすぎてしまうロベルティーネ様ですが・・・。

・・・と、噂をすればロベルティーネ様のお部屋から何やら叫び声のような・・・、


・・・いえ、これは立派な寝言でございますね。どうやら私の杞憂だったようでございます。



アルフォンス様や、ジェラルド様やヴィルフリート様が、

皆さん揃ってお屋敷でお休みになられることも珍しい。

これも、パーティーならでは、ですか。


さて、そんな時に一番喜びそうなザビエルさんはとうとう帰ってきませんでしたね。

「あふぅぅぅぅん!!ルーサーきゅんが拙者を呼んでいるでござるぅぅぅぅ★

 場所はクンカクンカふんふん・・・きっとヘイスティングスゥブゥアハァッでござる!!!

 待ってて下されぇぇぇぇ〜ルーサーきゅん(^3^)Chuba★☆★

 バニーザビエットがまだ見ぬ仔猫ちゃんをお迎えにいくでござるぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!!!」

と、言っていたのが5日前。

無事に目標を達成できたかどうかは存じませんが、

まぁ、帰って来たときに彼の居場所はラ・デア・デル・フォレスタには無いでしょうね。



さて、特に問題点もありませんでしたし、

そろそろ皆さんお目覚めになる時間でしょう。

では、ジェラルド様からの招待状を届けに参りましょうか。



・・・さぁ、一体、どのようなお嬢様方がお見えになるのやら。

: 執事・ジュリオ : - : - : posted by La Dea delle Foreste :
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