La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

grow every day                 



「早くしなさい!いつまで経ってもお掃除が終わらないでしょ!」


〜〜はい、ただいま参ります!

と、いつもより大きな声を出して、

今、私は、お水の入ったバケツを持ちながら、ゲストルームに向かっているところです。


こうやってお屋敷のお掃除をしていると、

本当に沢山のお部屋があるんだなって実感します。

お屋敷の中にはダンスホールがいくつもあったり、

ご主人様の寝室がお屋敷の東側と、西側と、南と、北と、別館と・・・、

・・・そんなお屋敷も見たことがありましたけど、

なにもそんなに多くなくても良いのでは?なんて、

以前の私だったら考えもしなかったことです。


やはりこうやって働かせていただくことで、

私は少しずつ、変化し、人間として成長していっているのだと実感します。

最初はお水の入ったバケツなんて持ち上げるだけでも大変だったけれど、

今では、バケツとモップを持って早歩きまでできるようになったんですよ。




・・・という話をゲルトさんにお話ししたら、

俺なんてワインがぎっしり詰まったでっかい酒樽を担いで走れるぜ!とか、

モップなら片手に50本ずつ持てるぜ!と言われましたが・・・。

でも、モップは一人1本で十分だと思いますよ、と言い返した時の、

呆気にとられたような顔を思い出して、クスッ。



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 あら?ソファーの下に、何か・・・。


これは、花柄の・・・ボタン?

えぇと・・・確かどこかで見たことがあったような・・・。




そう、思い出したわ。

確か、この間お客様がいらした時のザビエルさんのシャツに付いていて・・・、

どうしてひとつだけ違うボタンなのかしらと思っていたから、

多分、間違いないと思います。後で返しに行きましょう。
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