La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

眠りを妨げるもの                 


 「... 〜〜... ... ...ーーー〜〜〜〜〜!!!!!!!!」



...あら...

またロベルティーネ様...



ここ最近 夜な夜なラ・デア・デル・フォレスタに轟く呻きは
なんと仰られているのかはっきり聞き取ることは出来ませんが、
この”呻き”が聞こえ始めたのは
今月初旬の、あの 突然の来客以来のこと...



ドーソン伯爵家 二男
クライド・ハンニバル・ドーソン様。

当家の長男 ジェラルド様が
キングス・カレッジ・オブ・ヘイスティングス時代
ご学友であらせられたダニエル・ブラッドリー・ドーソン様の弟君。


...ロベルティーネ様の先輩。



執事のジュリオさんから、
しばらくはロベルティーネ様のケアを
重点的に行うように、と言付かっております。

...決してご自分で表立っては動かれないのですね。



あれ以来、ロベルティーネ様の
来月のティーパーティーの”男子禁制”令は
より強固なものとなりました。

既に、
親族・使用人以外の男性は招待しないという条件のもと、
招待客のリストアップが終了しているようです。

外交上、問題がない訳ではないのでしょうが...

...そうですよね。

例年のままでは、ドーソン伯爵家にも招待状が届き、
パーティーの間に ロベルティーネ様がどうなってしまうか、
わかったものではないですものね。




―かしこまりました。

まずは、ロベルティーネ様の寝室に、
安眠に効くというカモミ−ルティーをお持ち致しましょう。


あの呻きを聞く限り、
今の状態では 執事のジュリオさんであっても
今晩の不眠を決定づける劇薬となりかねませんものね。
 

お待ちください、ロベルティーネ様。

すぐにリナが参ります。
 

: メイド長・リナ : - : - : posted by La Dea delle Foreste :
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