La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

噂のあの娘が気になって・・・!                 
 

もうっ!!
ほんと気になる。

マリルにあの話を聞いてから
いろいろ嗅ぎ回ってはみたものの・・
これといった情報は入ってこないし・・・

・・・気になって仕方が無いの!!

マリルはあれっきり、とぼけるばかりだし
弁護士のオスヴァルトさんも近頃見かけないし・・・
だからといって本人に聞くのもね・・・

んーーーー!!
いったい何だって言うの!



「・・・ァ?!」
「・・・シア?!ちょっとルシア!!!!聞いているの!?」

「ああ!ロベルティーネ様!!!申し訳ありませんっ。」

いろいろ考えていたらロベルティーネ様に気がつかなかったなんて、なんたる失態っ。


「ルシア?こんなところで一体何をしてるの?
紅茶とお菓子を持ってきてちょうだいとさっき言ったでしょ?
・・・ってあれ?あれはたしか新しく入った・・・?

その指先にはさっきから私が柱の影からずっと見ていた
最近の悩みの種っ!!


「!!!
いいえ、ロベルティーネ様!
私は決してエルミーラのことなんかっ。
別にもう何だかとてもエルミーラが気になるとか
そのせいでロベルティーネ様にお菓子をお届けになるのが遅れただなんて事は決してっ!!

慌てて口をついて出た言い訳に、ロベルティーネ様の顔がみるみる変わって行く。

「ルシア!!??
え!?まさかエルミーラのことが・・・?え・・・?!

・・・きゃーーーーー!!!」

走り去るお嬢様。

ええと・・これは・・・
もしかして、誤解された!??

「ちょっ・・・お、お待ちくださいませ!!ロベルティーネさまぁぁあああ!!

廊下の先に小さくなったロベルティーネ様に追いついて誤解を解くべく、
広いお屋敷を必死になって追いかけた。


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