La Dea delle Foreste
ラ・デア・デル・フォレスタで起こる日々の出来事・・・

mental conflict                 
 


…私、ここにこうして置いていただいているだけでも十分…



なによ…あんな事言っちゃって。
悲劇のヒロインのつもりなのかしら!



…なんて、それなら私は悪役ね。

私だってわかってるのよ。
貴族が皆、傲慢なわけじゃないって。
それでも、幼い頃からの思いは、完全に拭い去る事なんてできなくて…。


そういえば、先日いらしたドーソン家のご兄弟、クライド様とアルヴァ様。
急な訪問だったから、手の空いていた私がご案内したのだけれど。

ただ案内しただけなのに、”ありがとう"だなんて…ビックリしちゃったわ。
だって、普通そんな事でお礼なんて言わないでしょう?
あ、ヴィルフリート様だってお礼を言ってくださるわよ?

でも、そうじゃなくて、
貴族なんてそんな事当たり前だって…いちいちお礼なんて。


私の偏見、なのかもしれないけど…。


あの子だって、仕事はヘタだけどきちんと働いてて…
本当は…



って、リナさん?
ザビエルが割ったバルコニーの窓ガラス、新しいのがもう届いたんですか?
今やってる仕事が終わったら、私もすぐそちらに行きますね!!


…もう、彼のおかげでしょっちゅう仕事が増えるのよね!
この間だって、ヴィルフリート様が
履かなくなったから、処分を頼もうと置いておいたブーツが、
片方だけなくなっていた…とか!

絶対ザビエルだわ!!
あんなの雇ってていいのかしら?

…でも、彼にはいいお話を聞かせてもらっているのよね。

主にイケメンとか、イケメンとか。

妙にヘイスティングス関係ばかりなのが気になるところだけど。
まぁ、いいわ。

さてと、私のお仕事はこれでおわったし、
さっさとリナさんのところに向かいましょう!!
終わったら休憩だもの!美味しいお菓子がまってるわ♪
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